コンソーシアム事業の概要

コンソーシアムの理念と構想

コンソーシアム事業の決定

群馬大学・宇都宮大学・茨城大学を事業実施機関とする、“地域特性を活用した「多能工型」研究支援人材養成拠点”は文部科学省 平成26年度科学技術人材育成費補助事業「科学技術人材育成のコンソーシアムの構築事業」の選定機関に決定され、平成30年度まで5年間国の支援を受けてまいりました。

http://www.jst.go.jp/shincho/consortium/outline/h26/sentei.html

方針と理念

研究プロジェクトの企画立案から成果の創出まで一気通貫で関わることができ、イノベーションの創出に寄与できる研究支援人材の育成をおこなう体制を構築します。ここでの主たる教育プログラムの要素は、(1)研究活動の把握、(2)知財管理と契約、(3)リスクマネジメント・コンプライアンス、(4)ファンド申請への対応、(5)企業の研究開発活動の理解、(6)プロジェクトの企画立案からプロジェクト関係者間の調整能力の涵養、の6つであり、それぞれの項目毎に教育プログラムを提供し、受講対象者の能力と業績を毎年評価して事業終了後の受講者の大学内での定着を目指してきました。

当初は、群馬大学、宇都宮大学、茨城大学の3大学により研究支援人材育成コンソーシアムを形成し、埼玉大学も連携機関として参画します。職能と業績を定量的におこなうことを訴求点として、4大学以外にも広く提供し、地域内外の高等教育機関や企業等のコンソーシアムへの参画を意図していきました。また、事業実施大学である、群馬大学、宇都宮大学、茨城大学のURAの本コンソーシアムのプログラムの評価と大学での実務の実績の相関から、ある程度、こちらの評価結果から、個々のURAの実力や所属大学で想定される実績を予測することができるようになっています。今後は、コンソーシアム参画の機関を増やし、過去のプログラム受講生がプログラムの講師を務める仕組みを構築することにより、教育プログラムそのものの自立化も将来的に目指していきます。さらには、こうした枠組みを拡大することにより、研究支援従事者の流動性を高める事やキャリアパス構築を容易にする事を目指していきます。

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