教育プログラムの概要と活動

平成28年度 教育プログラムの活動報告

2016/ 11/ 18 10月実習講座(東京)

10月実習講座
第2回 企業活動・理解力の向上

平成28年 11月 18日(金)
東京医科歯科大学 湯島キャンパス 歯科棟 南4階 演習室

今月は、第2回 企業活動の理解力向上の実習講座になります。場所は東京医科歯科大学 湯島キャンパス 歯科棟 4F 演習室で開催しました。この講座は企業関係者を招き、講義、グループ討議、発表によって企業活動の理解を深めていきます。今回はパナソニック株式会社 AVCネットワークス社 イノベーションセンター無線ソリューション開発部の岡本 眞二 様によりご講義して頂きました。参加者は研究支援コンソーシアム室長、茨城大学4名、宇都宮大学3名、群馬大学5名、東京医科歯科大学2名、事務局の2名も含め、合計17名が参加しました。

 
東京医科歯科大学 湯島キャンパス 歯科棟   10月 紅葉 No.1

10月実習講座のスケジュール

  1. 連絡事項
        ファンド表彰           13:00~13:15
             (表彰と最優秀者のプレゼン)
  2. 企業プレゼンテーション      13:15~14:15
        パナソニック株式会社
          AVCネットワークス社
          イノベーションセンター
          無線ソリューション開発部
              岡本 眞二 様
  3. 質疑応答/グループ討議の連絡    14:15~14:30
  4. 討議テーマの選定/決定       14:45~14:50
  5. グループ討議           14:50~15:45
  6. 発表とコメント          15:45~16:15
  7. 全体討論(意見交換)         16:15~16:45
  8. ご講評              16:45~17:00


10月 紅葉 No.2


第1回 ファンド申請リライトの表彰

企業活動の実習の前に、平成28年度 第1回ファンド申請リライト作業のコンペティションの表彰を行いました。リライト作業の課題は6月24日(金)に出題され(6月実習講座参照)、受講者は8月31日を期限に約2ヶ月の間にリライト作業を実施しました。提出した申請書は、茨城大学 工学部メディア通信工学科 武田 茂樹 教授により評価して頂きました。

 採点は、研究支援人材評価委員会で審議された“ファンド申請リライト評価基準”に基づいて公平に評価されます。複数の受講者が同じ課題に対して申請書を作成するため、同じ土俵で採点されます。自身が書いた申請書が、事業趣旨と合致しているか、審査員への訴求になっているか、理解のしやすい内容になっているか、客観的に申請書の優劣のレベルを知ることができます。

 受講者は11月18日(金)付けで成績と順位について通知されました。このコンペティションでは13名が受講し、その中で最も良い成績を収めた茨城大学の平山太市 様が優秀賞を受賞しました。また他の受講生への展開として、平山太市 様より、申請書作成の考え方、提案内容、強調したポイントなどについて発表がありました。発表を聞いた受講者は、自身の申請書と比べて何か足らないのか、どの様に工夫したらよいのかなど申請書のテクニックを学ぶことができます。今後の申請書作成作業において大変参考になったものと思われます。またこの実習の繰り返しがファンド申請書作成のテクニック上達につながるものと期待されます。

 
茨城大学 平山太一様 優秀賞の受賞の様子   茨城大学 平山太一 様の発表

最後に全体の講評として、武田 茂樹 教授のコメントが受講者に伝えられました。はじめに申請書のリライト作業を実施したことに対する感謝のお言葉があり、大変興味深いリライト作業の結果であったことが伝えられました。コメントを抜粋すると「更なる付加価値を加えるための提案が多数含まれており、中には、それそのものを研究テーマにできるような内容もあり、大変興味深く読ませていただきました。」とのお言葉を頂きました。またリライトされた申請書は、実際に申請する状況になった場合に非常に有効活用できるものになる、とのご講評をいただきました。 ご協力いただいた茨城大学 武田 茂樹 教授にこの場をお借りしてお礼申し上げます。

10月 紅葉 No.3


企業プレゼンテーション

今月の実習講座は、企業活動及び企業の研究開発活動の理解力向上を目的に、企業関係者を招き、講義、グループ討議、発表を行って、企業活動の理解を深めていきます。企業によるプレゼンテーションは、パナソニック株式会社 AVCネットワークス社 イノベーションセンター無線ソリューション開発部の岡本 眞二様により講義して頂きました。

 講義ではパナソニック イノベーションセンターの技術紹介について説明がありました。多くの先進技術を保有する中から、得意とする3つのソリューション技術(音声、画像、無線)について取り上げ、さらに詳しい個々の技術(43テーマ)について事例を交えて紹介がありました。どれも革新的な技術で非常に興味深い内容でした。これがどのような新しい付加価値へと結びつくか、創造力を発揮しながら大学のリソースを駆使し、新しい発想へと導くことを期待されました。


 
パナソニック  岡本 眞二 様   岡本様のご紹介の様子
 
講義の様子   講義の様子

10月 紅葉 No.4

グループ討議

グループ討議では、まず個々の技術(43テーマ)の中から何を討議テーマにするのかグループごとに決定します。その後、各グループ内で、その技術がどんな新しい付加価値に結びつくか議論を深め、事業提案についてまとめていきます。時間は約55分間で議論しました。途中、岡本様によるご指導のもとグループ討議が進められました。

 
1班のグループ討議の様子   3班のグループ討議の様子
 
2班のグループ討議の様子   グループ討議の様子

10月 紅葉 No.5


発表と講評

各グループで議論した新しい事業提案について発表がありました。

第1班 発表の様子  群馬大学 立見様

第2班 発表の様子  東京医科歯科大学 網中様


第3班 発表の様子  茨城大学 平山様



パナソニック 岡本様 ご講評の様子

最後、岡本様よりご講評いただきました。発表した提案について大変ご興味を抱いただいたこと、さらに今後に繋がるような事業展開への可能性も示唆されるなど高い評価をいただきました。また個々の提案について、市場規模の予測や市場へのインパクトの重要性についてご指導いただきました。

 受講者は引き続き、実習課題として個々の技術(43テーマ)の中から技術を選び、自分自身が考える新しい提案についてレポート(1枚の専用シート)にまとめます。12月22日を期限に提出し、岡本様によって評価されます。提出されたレポートの中で良い案件については、今後新しい提案として事業化に結びつくことも期待されます。

10月 紅葉 No.6

東京医科歯科大学 湯島キャンパス 歯科棟

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