平成28年度 シンポジウム開催
平成28年12月6日(火)13:30~17:00
発明会館 地下ホール(東京都港区虎ノ門2-9-14)
「多能工型」研究支援人材養成拠点 研究支援人材育成コンソーシアム(茨城大学・宇都宮大学・群馬大学)が主催するシンポジウム、「研究支援活動が大学内に定着していくプロセスを探る」―大学改革と研究支援・・・・正のスパイラルを目指して― が、平成28年12月6日、発明会館(東京都港区虎ノ門)で開催されました。
発明会館 (東京都港区虎ノ門)
シンポジウム参加者
シンポジウムの様子
シンポジウムには、総勢107名が参加しました。参加者の構成は、コンソーシアム参加機関の割合が49%、コンソーシアム以外の大学(国公私立大学)が36%を占め、その他、官公庁、研究機関、企業、団体からも多くの参加がありました。全国各地から全部で48機関の参加がありました。
コンソーシアム参加構成 | 人数 | 機関数 |
---|---|---|
コンソーシアム 参加機関 | 52 | 9 |
大学機関 | 39 | 26 |
官公庁・研究機関 | 6 | 4 |
企業・団体 | 10 | 9 |
合計 | 107 | 48 |
シンポジウムの内容
1.開会挨拶
最初に、コンソーシアムの代表機関である和泉 孝志 群馬大学 理事・副学長【研究支援人材育成コンソーシアム運営協議会主査】よりシンポジウムの開会の挨拶がありました。
開会の挨拶をする群馬大学 和泉 孝志 理事・副学長 |
2.来賓挨拶
続いて、文部科学省 科学技術・学術政策局 人材政策課 人材政策推進室 唐沢 裕之 室長より来賓の挨拶がありました。
挨拶する 文部科学省 唐沢 裕之 人材政策推進室長 |
3.基調講演
基調講演では、電気通信大学 梶谷 誠 学長顧問より「URAに求められる資質とは何か?」と題した講演がありました。
講演する 電気通信大学 梶谷 誠 学長顧問 |
4.“「多能工型」研究支援人材育成コンソーシアム” 参加大学の取組紹介
研究支援活動の取組みについて、以下の4大学から現状の報告がありました。
研究・産学連携推進機構 URA室 早川 晃 リサーチ・アドミニストレーター |
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大学戦略・IR室 URAオフィス 間宮 るい URA |
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地域共生研究開発センター URA室 倉山 文男 リサーチ・アドミニストレーター |
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URAオフィス 奥津 佐恵子 URA/特任助教 |
5.パネルディスカッション
「研究支援人材の学内への活動の浸透はどのようにあるべきか」とのテーマで、ミッションの異なる各大学のURAが、その活動を通して大学内での信頼と認知度をどのように獲得してきたか、そのプロセスや必要な要素を探りました。
パネルディスカッションの様子
パネリスト | パネリスト | パネリスト | ||
白井 哲哉 リサーチ・アドミニストレーター 京都大学 学術研究支援室(KURA) |
石川 綾子 リサーチ・アドミニストレーター/輸出管理マネージャー 名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部 |
伊藤 慎一 特任講師/URA 秋田大学 産学連携推進機構 |
パネリスト | コメンテーター | モデレーター | ||
三柴 由江 リサーチ・アドミニストレーター 宇都宮大学 地域共生研究開発センター URA室 |
梶谷 誠 学長顧問 電気通信大学 |
伊藤 正実 研究支援人材育成コンソーシアム室長 群馬大学 |
着任直後と現在の活動の質や量はどのように変化したのか、またその変化は何によって生じたと考えられるのか等、活動の変化の要因について議論が交わされました。
6.「多能工型」研究支援人材とその育成プログラム
群馬大学 研究支援人材育成コンソーシアム室 伊藤正実 室長より、教育プログラムの進捗状況と、教育プログラム実施に基づく評価によって得られた現時点での知見について説明がありました。
発表する 群馬大学 伊藤正実 室長
7.閉会挨拶
最後に、コンソーシアム運営協議会を代表して、茨城大学 尾﨑 久記 理事・副学長より、コンソーシアム事業の今後の発展と期待について挨拶がありました。
閉会挨拶をする 茨城大学 尾﨑 久記理事・副学長 |
シンポジウムの様子