平成28年度 教育プログラムの活動報告
2016/12/22 12月実習講座
12月実習講座
第4回 プロジェクト企画立案・調整能力の向上
平成28年12月22日(金)
東京医科歯科大学 湯島キャンパス MDタワー 9階 大学院講義室3
第4回 プロジェクト企画立案・調整能力の向上の実習は、東京医科歯科大学 湯島キャンパス MDタワー 9F 大学院講義室3で開催しました。参加者は指導教員の群馬大学研究支援人材育成コンソーシアム室長、茨城大学4名、宇都宮大学3名、群馬大学4名、新潟大学1名、東京医科歯科大学2名、宇都宮大学評価委員1名、事務局の2名も含め、合計18名が参加しました。
東京医科歯科大学 湯島キャンパス | 12月 ポインセチア No1 |
12月実習講座のスケジュール | |
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1. 連絡事項 2. 論文テストの説明(1/27実施) 3. 力量評価の説明(3月実習) 4. グループ討議 ・討議課題の説明 ・グループ討議 ・発表 5. ショートプレゼンテーション |
13:00~13:10 13:10~13:15 13:15~13:30 13:30~15:50 13:30~13:35 13:35~14:50 75分 14:50~15:50 3Gr×7分/13分 16:00~16:30 2課題 5分/10分 |
12月 ポインセチア No2
●グループ討議のテーマ
今年度からあらたに科研のメニューとなった挑戦的研究(一人又は複数の研究者で組織する研究計画であって、斬新な発想に基づき、これまでの学術の体系や方向を大きく変革・転換させることを志向し、飛躍的に発展する潜在性を有する研究計画)は、従来からあった挑戦的萌芽研究(一人又は複数の研究者で組織する研究計画であって独創的な発想に基づく、挑戦的で高い目標設定を掲げた芽生え期の研究)と表面上は似ているが、全く異なります。
そこで挑戦的研究の申請書作成を支援する場合、今までのメニューと比較して、どういったことを新たに配慮すべきか、また大学内での準備の在り方等について議論しました。
12月 イルミネーション No1
第1班 (三柴、布川、玉村、平山) |
第2班 (倉山、早川、間宮、長谷川、梶野Skype) |
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第3班 (木村、宇野、飯塚、澤田、川澄) |
12月 ポインセチア No3
グループ発表 聴講の様子
第1班の発表 (群馬大学 布川URA)
発表では、基盤(A,B,C)との組み合わせも考慮して研究者に提案すべきとの意見がありました。またある大学ではIRデーターの例を示すなど、受講者にとって興味深い内容でした。
発表する群馬大学 布川URA
第2班の発表 (宇都宮大学 倉山URA)
最初に大学ごとに現状の申請件数について報告がありました。今回の課題で配慮する点は、研究支援者が申請書のどの部分をしっかりと支援すればよいか、そして研究者に適切な科研費のメニューを提案することが重要との発表がありました。また大学内での取り組み方について具体的な発表がありました。
発表する宇都宮大学 倉山URA
第3班の発表 (飯塚URA)
発表では、まず挑戦的萌芽研究との違いについて正確に情報を伝えること、そして日常の支援活動において、研究者の事情を考慮し他の申請書の可能性も含めて適切に支援すること、また申請する時は、広い分野に拡大しているため、わかり易い書き方に心がけることを研究者に伝えるべき、との発表がありました。
発表する群馬大学 飯塚URA
12月 イルミネーション No2
日頃、研究支援活動に携わる中で、常に発生する疑問や課題を取り上げ、グループ内で議論し情報を共有します。今月は以下の2つの課題について議論しました。
(1)自治体、企業等へのマッチング対象となる教員の情報を開示する際にどういったリスクがあるのか?(茨城大学 平山URA)
平山URAより「公開されているWeb情報等をまとめて提供する場合には、事前の承諾は必要ないのではないか。」という問いかけで議論されました。その中で「自治体や企業へどのような目的で情報を開示するかにも依存する」などの意見がありました。
茨城大学 平山URA 発表の様子
(2) URAの大学内でのプレゼンスを高める方策としてどういったことがあるのか? (宇都宮大学 倉山URA)
議論では、主にメールや紙媒体での定期的な配信について議論しました。各大学から実際のコンテンツや、全教員へのメール配信の効果、さらには大学の執行部へのアピールも重要との意見がありました。
宇都宮大学 倉山URA 発表の様子
12月 ポインセチア No4
12月 イルミネーション No3