教育プログラムの活動報告
地域特性を活用した「多能工型」研究支援人材養成拠点
キックオフシンポジウムを開催
東京都港区新橋1-18-1 航空会館 7階 大ホール
文部科学省科学技術人材育成費補助事業「科学技術人材コンソーシアムの構築事業」に採択された、『地域特性を活用した「多能工型」研究支援人材養成拠点』のキックオフシンポジウムが茨城大学、宇都宮大学及び群馬大学の主催により3月16日に東京(新橋)航空会館で開催しました。本拠点では、研究プロジェクトの企画立案から成果の創出まで一気通貫して携わり、イノベーション創出に寄与できる研究支援人材の養成を行うことを目的にしています。当日は、研究支援人材育成に関わる研究機関や民間企業から約80名の参加者がありました。
聴講に聞き入る参加者 |
シンポジウムは、本コンソーシアムの代表機関である平塚 浩士 群馬大学理事・副学長の挨拶から始まり、来賓の文部科学省 科学技術・学術政策局人材政策課人材政策推進室の沼田勉 室長補佐から本プログラムへの期待についての挨拶、続いて、科学技術振興機構の山本恵司プログラムオフィサーから研究支援人材の現状とその必要性や本コンソーシアムに対する要件、人材育成教育プログラムの方向性について説明がありました。
コンソーシアムの代表 平塚 浩士 群馬大学理事 | 文部科学省 沼田 勉 室長補佐 |
科学技術振興機構 山本 恵司 プログラムオフィサー |
次に、群馬大学の伊藤正実教授より、本コンソーシアム事業の取り組みや教育プログラムの概要について説明がありました。その後、実施機関である茨城大学、宇都宮大学、群馬大学から、各機関におけるURA組織体制について説明がありました。
群馬大学 伊藤 正実 教授 |
続いて、他機関のURAの取り組みについて、信州大学 産学官・社会連携推進機構リサーチ・アドミニストレーションセンター長の杉原信宏教授より「信州大学のURA活動について」、また、電気通信大学研究推進機構研究企画室の森倉晋特任教授より「電気通信大学におけるネットワーク型URAの取り組み紹介」について、それぞれの大学が行っているURAの役割、活動状況、今後の取り組みなどについて講演がありました。
信州大学 杉原 伸宏 教授 | 電気通信大学 森倉 晋 特任教授 |
最後に、コンソーシアム運営協議会の代表として井本英夫 宇都宮大学理事より、今後の本コンソーシアム事業の展開ついて挨拶がありました。いよいよ4月から集中講義が開催され教育プログラムがスタートします。研究支援人材の養成拠点となり人材育成に貢献するコンソーシアム事業に、大きな期待が寄せられるキックオフシンポジウムとなりました。
井本 英夫 宇都宮大学理事 | 司会をする 茨城大学 大久保 政博 学術企画部長 |