教育プログラムの概要と活動

平成29年度 教育プログラムの活動報告

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ファンド申請 4月18日(火)

「日本の科学技術政策の概要」

千葉工業大学 山口 佳和 教授
2017/ 4/ 18   9:30-12:00

千葉工業大学 社会システム科学部 経営情報科学科 山口佳和 教授により「日本の科学技術政策の概要」の講義がありました。科学技術政策とは何か、科学技術政の歴史、科学技術基本法、科学技術基本計画、科学技術施策の現状について説明がありました。特に科学技術基本計画(1期~5期)の記述文書の中で頻繁に登場するキーワード(頻出語)を抽出し、分野別に分析後その傾向について示されました。また科学技術関係予算の流れや現状の科学技術政策の課題についても詳しく述べられました。研究支援者として、国が進むべき方向性を知り、最新の科学技術政策の動向を把握できる講義でした。

千葉工業大学 山口 佳和 教授
千葉工業大学  山口 佳和 教授

「JST支援事業(さきがけ,CREST,社会技術研究開発)について」

科学技術振興機構(JST) 廣田 勝巳 調査役
科学技術振興機構(JST) 松尾 浩司 調査役
2017/ 4/ 18  13:00-14:30

科学技術振興機構(JST)では事業計画を策定し多くのファンディング事業を推進されています。その事業の中から、研究支援者が特に興味を持ち聴講したい事業を事前に調査し、「さきがけ,CREST,社会技術研究開発」の事業に絞って講義がありました。最初に、戦略研究推進部 松尾浩司 調査役より、CREST、さきがけ、ACT-Iの説明があり平成29年度研究提案募集について案内がありました。続いて社会技術研究開発センター 廣田勝巳 調査役より、社会技術研究開発(RISTEX)の概要の説明と平成29年度応募に関する情報について説明がありました。受講者はこれらの事業スキームに関する最新情報を得ることができました。

JST 戦略研究推進部 松尾浩司 調査役   JST社会技術研究開発センター 廣田勝巳 調査役
JST 戦略研究推進部 松尾浩司 調査役   JST社会技術研究開発センター
廣田勝巳 調査役

「研究開発型中堅・中小・ベンチャー支援事業のご紹介」

NEDO  伊吹 信一郎 主任
2017/ 4/ 18  14:40-16:10

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)イノベーション推進部 伊吹 信一郎 主任より、「研究開発型中堅・中小・ベンチャー支援事業のご紹介」の講義がありました。NEDOでは大手企業側からの提案に対しての支援事業を行い、数多くの大型プロジェクトを扱っています。講義では、次世代プロジェクトシーズ発掘事業のエネルギー・環境新技術先導プログラム、研究開発型ベンチャー支援事業、マッチング支援事業を中心に説明がありました。またNEDOでは、2030年の実用化を目指したテーマを募集しており、課題に対する情報を広く募集するRFI(情報提供依頼:Request for Information)を実施しています。受講者はNEDOの支援事業に関する最新情報を得ることができました。

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 伊吹 信一郎 主任
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 伊吹 信一郎 主任

「JSPS申請書作成の要領について」

宇都宮大学 東口 武史 教授
2017/ 4/ 18  16:20-17:50

宇都宮大学 東口 武史 教授より「JSPS申請書作成の要領について」の講義がありました。最初にグループ討議形式で4つに班分けし、東口教授の質問に対してグループ内で議論し口頭で発表する対話型の討議で進められました。まずURAとして①申請書の何処をチェックしているか、②どんなサポートをしているか、自身の実務の体験から回答します。次にJSPS審査員の経験豊富な東口教授から、審査員の立場から何処に注目しているか、どういった観点で判定しているか、そのキーポイントについて教示されました。最初に自身が答えた内容と東口教授の示唆した内容を比較でき再認識することができました。またJSPS申請する段階の直前ではすでに対応が遅く、日頃の教員とのコミュニケーションの重要性を強調されました。研究支援者として支援のあり方を考え直す、刺激のある講義でした。

宇都宮大学  東口 武史 教授
宇都宮大学  東口 武史 教授
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