研究支援人材とは

研究支援人材の職務分類

研究支援人材は大きく3つのタイプに分類されます。
 1.デパートの総合案内型
 2.ホームドクター型(かかりつけ医)
 3.プロデューサー型

本コンソーシアム事業では、大学研究者や企業技術者に対して様々な提案をおこなうことによって自律的にプロジェクトを構築できるプロデューサー型の研究支援人材の育成を目指しています。

1.デパートの総合案内係

企業の指定した商品(シーズもしくは教員)の紹介はするがそれ以上のことはしない。

2.ホームドクター(かかりつけ医)

相手のニーズを聞いて処方箋を作れる。内容によっては相手に解決方法の提案ができる。教員と企業の面談で双方の話を聞いて関係を調整でき、企業の技術課題を理解する能力及び大学の専門分野(研究テーマではない!)を調べて対応させる能力ができる。また異セクター間の関係も調整できる能力がある。但し何か案件が来たら対応するという受動的な対応なので成果の量は、企業から来る“技術相談”の件数に依存する。

3.プロデューサー

研究内容を聞いてシーズ育成の方向性を教員と議論できる シーズの紹介を企業にして潜在的なニーズを喚起させて企業と大学の連携関係を構築して、プロジェクトを構築できる。さらにはその為の支援(競争的研究資金の獲得、契約関係の調整、プロジェクト進捗時の関係調整し、大学の研究を専門分野ではなく研究テーマとして認識できる。また企業の事業内容から研究開発テーマをある程度予測も可能。さらに契約のサポートにより大学の知的財産ルールやコンプライアンスについて一定の理解ができる。自分の作業工数から成果量を予測できる。

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